2025年度 知能情報メディア実験B

簡易プロトタイピングによるユーザインターフェース設計

学生への連絡があればここに記載します。こまめに確認してください。

 「使いやすいシステム」を目指す “人の特性を明確に考慮したシステム設計 (認知的システム設計)”について、その具体的な流れと、各処理ステージの手法・手段の基礎を理解することを
目的とする。このために、実際に利用しているシステムあるいはアプリケーションソフトを対象として、使いにくい問題点の改善、あるいは新たに使いやすいデザインの設計にチャレンジする。
具体的には、人の認知情報処理のモデルを用いることでヒューマンインタフェース(視覚的画面を対象)を独自に設計し、この設計案に基づいた簡易型プロトタイピングと、
このプロトタイプを用いたユーザビリティテスト(被験者実験)、テスト結果に基づいたデザインの改善を実施する。

対象として、情報科学類コンピューティング環境(COINSシステム)内のアプ リケーションソフトを基本とするが、他のアプリケーションやシステムも可とする。
プロトタイピングには、便利で直観的であり実用的な手法である "ペーパー プロトタイピング" を用いる。

これまでの実施例は、以下のようにTWINSと切符券売機システムを対象としてインターフェースの改良を行いました。

【例1】切符券売機を対象として、通常上部に掲示されている路線・料金図を用いることなく利用できることを目指し、様々なユーザを想定した画面の設計を試みた(H26年度)。

【例2】履修登録システム「TWINS」を対象として、TOP画面の見やすさの改善、授業概要検索とコース登録の画面の使いやすさの改善、
    卒業要件の評価機能のための画面の追加を行った。(H25年度)

   日付 内容 内容詳細
第1回 10/08 (1)オリエンテーション・模擬ユーザビリティテスト(全体)
SB811
  • 全体の流れ、実験の進め方
  • ペーパープロトタイピングについて
  • ユーザビリティ調査について
  • ヒューマンモデルによるインターフェース設計について
  • TAによるユーザビリティテストの模擬実験
第2回
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第10回
10/10 (2)ユーザビリティ調査の計画策定①(9回)
  • 対象システムの選定と理解
  • ユーザの課題の設計
  • 取得データと取得方法の決定
  • データの解析方法の決定
10/15
10/17
10/22
10/24 ⑤ 各班検討会
SB811
10/29
10/31
11/12
11/14 ⑨ 各班検討会
SB811
第11回
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第19回
11/19 (3)簡易プロトタイプの作成①(9回)
  • 画面のリストアップ
  • 画面のデザイン
  • 内部的ウォークスルーによる評価
  • ユーザビリティテストの準備
    (被験者への指示内容、各担当の役割、観測方法、試行)
11/21
12/03
12/05 ④ 各班検討会
SB811
12/10
12/12
12/17 ⑦ 各班検討会
SB811
12/19
12/24 ⑨ ユーザビリティテストの試行
SB811
第20回
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第24回
12/26 (4)簡易プロトタイプによるユーザビリティテスト①
SB811
  1. ユーザビリティテスト
  2. データ解析
    • 想定したユーザ行動との相違
    • 問題点の抽出
    • プロトタイプの修正
01/07
01/09 ③ ユーザビリティテスト
SB811
01/14
01/16 ⑤ ユーザビリティテスト
SB811
第25回
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第26回
01/21 (5)全体のまとめと報告会の準備(2回)
01/23
第27回 01/28 (6)結果報告会(全体)(提出物:説明資料)
SB811
第28回 01/30 (7)各自レポートの作成
レポート 02/06 ※最終レポートの提出

1班:

2班:

3班:

グループの作業、検討会・結果報告会、そして最終レポートを対象として、個人ごとに評価する。

参考資料 ダウンロード

(学内からのみアクセス可能)